8/27(土)ノラヤサイエンスバー vol.9「雨のこわ〜い話」を開催しました!
参加者は講師と管理人を含めて9人。今回は開催時間が早いので中学生のお子さんと一緒に参加した方もいらっしゃいました。
本日の講師は森川浩司さん。
森川さんは以前、ノラヤサイエンスバーvol.6 「地球外生命体は存在するか?」に参加者として来てくださいました。その時気象予報士と自己紹介されたので、ぜひ講師を、とお願いし、今回の気象サイエンスバーの実現となったのでした。
乾杯した後、参加者の自己紹介が始まりました。今回は自己紹介にプラスして、「気象にまつわる思い出」を皆さんに話していただきました。
「昔は今ほど暑くなかった」「水道管が凍った」「霧氷を見た」「巨大なヒョウが降った」などなど、さまざまな思い出が披露されました。
思い出というほど古くないのですが、記憶に新しいのは、昨年の9月の大雨。仙台では避難勧告が出されました。森川さんのお話は、この昨年の大雨の振り返りからスタート。いったい、なぜあのとき、50年に一度の大雨が?
気象庁のサイトを見ると、たくさん記録が残っています。こんなに情報があるんですね!当時の雲の映像や降水量の推移を見て、改めてものすごい雨だったんだと実感します。
ではここで、雨の素となる雲がどうしてできるのか実験してみましょう。道具は100均やホームセンターで買えます!
違う手順でも。
雨、ひょう、雷…さまざまな気象現象を映像とともに確認します。雷から身を守る正しい方法や、雨による増水の怖さなど、防災に役立つ情報も盛り込まれます。
参加者からは積極的に質問が寄せられました。気軽に質問できるのがノラヤサイエンスバーの特徴です。
そして、台風についてのお話。台風ってなんで目があるの?台風はどうして日本に来るの?名前がついてるのはどうやって決まっている?風の強さと被害の関係は?質問が続きました。
ちょうど台風10号が近づいていて厳重警戒が必要と言われているだけに、参加者のみなさんは興味津々だったようです。みなさん、心構えができたのではないでしょうか。
講演が終わった後も、気象に関する質問や思い出話に花が咲きました。
「昔から疑問だったんだけど、これってどうしてこうなるの?」
「これはこういう理由で……」
「へぇ〜!!」
「『へぇボタン』が欲しいですね!」
写真を見ると部屋飲みしているみたいですけど、そんな会話をしています。
今回も大変役に立つ内容でした!
講師の森川さん、参加者の皆さん、ありがとうございました!