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9/10(土)、ノラヤサイエンスバーvol.10 「『絵でわかるロボットのしくみ』ができるまで」が開催されました!

講師は「もの書きエンジニア」の瀬戸文美さんです。

最初は、乾杯のあと自己紹介。サイエンスバー常連さんもいらっしゃいましたが、今回は大学の先生や職員の方も多く、アカデミックな雰囲気でした。
「SF好きなので、ネコの絵を見て、ロボット3原則だとピンときて」
「本がとてもわかりやすかったので、詳しく聞きたかった!こんな本を書きたい」
「リケジョの娘の代理で、初代のサイエンスエンジェルに会いにきました!」
みなさんの参加した動機がそれぞれ、ユニークです。

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瀬戸さんのお話がはじまりました。
ロボットの研究者として東北大学から千葉工大を経て、現在は仙台で「もの書きエンジニア」として研究と執筆活動をされています。
さて、テーマの「ロボット」ですが、ロボットって何でしょう?

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定義にはいろいろありますが、「感じる、考える、動く」この3つの機能がある機械がロボット、ということになっています。

ではここで「お酒が回る前に!」実習タイムです。机の上をちょっと片付けて……

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ハンダ付けなしでも「暗くなると光るLED回路」ができるんです!作ってみましょう。

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LED、抵抗、光センサー、そして電池。ペンチで切りそろえてブレッドボード(基盤)に差し込みます。
「左右逆になってしまった!」「あっ、切りすぎちゃった」みんな真剣、そして楽しそう。

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できました!(部屋が暗いので光っていますが、明かりに近づけると消えます)

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実習タイムが終わり、ふたたび瀬戸さんのお話。これまで二冊の本を執筆されていますが、こだわった点、留意した点、苦労した点、などなど執筆裏話をうかがいました。

私のとなりのロボットな人―理系女子がロボット系男子に聞く」は「イケメン+ロボット」の本ですが、大量の脚注があってかなりお得。
絵でわかるロボットのしくみ」ではロボットの説明をすべてネコで表現。清書はイラストレータさんに頼んだとはいえ、元はすべて瀬戸さんが考えたそうです。

 

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ロボットの話題となると、どうしてもみなさん興味が湧いてくるようで、次々と参加者からは質問が出てきました。それに他の参加者が補足し、ますます話題が広がります。
「ロボットは今後、改良されていくとどこまで行き着くのか?」
「ロボットでありながらロボットでないような、境目があいまいになっていくかも」

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そしてサイエンス・コミュニケーションや、リケジョの話にもなりました。
「どうしたらリケジョって増えるんでしょう?」
「うちの娘はハンダ付けが好きですよ!」
サイエンスエンジェルさん達は、中高生向けに講座をやっているそうですが、もっと早い年齢の方が……いや、やはり親の世代から理系の楽しさを知ってもらわないと!(笑)

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講師の瀬戸文美さん、参加者のみなさん、ありがとうございました!