6/24(土)、ノラヤサイエンスバーvol.14 「梅雨で味わう日本の『六季』」 を開催いたしました。参加者は5人。

ちょうど3日前の6/21に、平年より9日ほど遅く梅雨入りしたとみられる、と発表があり、タイムリーな話題です。この日は梅雨っぽくない暑い日でした。

今日は夕方5時と早めの開始なので、ノラヤの外は明るいです。

今回も、お料理はご近所「フレッシュスーパーITO」のお惣菜屋さん「yuji弁当」さんにおねがいしました!

メンバーが集まって最初は恒例の自己紹介。自己紹介にプラスして「梅雨の思い出」を、ひとこと語っていただきました。
「私は梅雨が好きなんです!湿気大好き!」なんていう方も!

さて講師は森川さん。気象予報士です。この日午前中は、ノラヤの近くの小学校でお話をしてきたそうです!
ちなみにサイエンスバーの講師は2回目。前は「雨のこわ〜い話」をしていただきましたね。

気象庁をはじめ多くのサイトの天気図を参照しつつ、「梅雨の時期になにが起きているか?」を解説。

春夏秋冬、に、梅雨と秋雨を加えると、日本って「六季」に分かれる。なるほど。

季節による地球の日照の違い。

ホワイトボードも駆使して、気圧が高い時と低い時の風の吹き方を詳しくみてみます。

ちょっとみんなが気になった「コリオリ力」について、特別詳しく講義。
「みかけの力」なので、イメージしづらいですね。
「ゴルゴ13にコリオリの力を考慮して狙撃するっていう話があったよ!」
「それは関係ないかなー!?」
「そういえば、赤道上で水の栓を抜いて、水が回転する方向が北半球と南半球で変わるって、あれがコリオリ力……」
「あれはインチキです(笑)赤道商売です」
「なあんだ…!」

さて、途中休憩を挟んで、お楽しみの実験コーナー。雲ができる仕組みを、ペットボトルと炭酸抜けま栓で体験!
急に気圧が下がると、曇ります。

お香に火をつけて、癒やしの空間に。

……ではなく、汚れた空気のほうが雲ができやすいという実験でした。(実は、この時使ったお線香が、煙の少ないタイプであることが判明)

実験のあとはふたたび資料を見ながら。

仙台の梅雨と九州の梅雨の違い、梅雨前線による大雨のお話。などなど。

終了後は、体験したことのある珍しい気象現象の話などに花が咲きました。

講師の森川さん、参加者のみなさん、ありがとうございました!