1/28(日)に、ノラヤサイエンスバー vol.16 「ゼロからわかるABC予想」を開催いたしました!参加者は6人。
最初に紹介しちゃいますがメインの料理はおでんでした。
今回も、多彩な方々が集まりましたよー。学生さん。公務員の方。大学教授。居酒屋の店主、などなど。
そして講師は合同会社Haikara Cityで塾の運営ほか幅広く教育事業をてがける、明松真司さん。数学が大好き。ノラヤサイエンスバーの講師は2回目です。(1回目はこちら、ノラヤサイエンスバー vol.7「”確率”と”ウソ”のお話」)
恒例の乾杯の後に自己紹介タイムなのですが、ついでに「数学は好き?」という質問にも答えてもらいました。
理系の方が多いのでみんな「好き!」と即答するかとおもいきや、そうでもないみたいです。なるほどなるほど。嫌いな方にも、苦手な方にも、今日はしっかりABC予想を理解してもらいましょう!明松先生が「大丈夫」と言っているから大丈夫!
「さあ、今日はみなさんにしっかり手を動かして計算してもらいますよ!」
明松先生のワークシートを手に、いざ数学の世界へ。
今回のテーマは「ABC予想」なわけですが、ABC予想って何か。これです。
はい、わけがわかりません。「わからない言葉をひとつひとつ明らかにしていきましょう」
解説の過程で、演習がはいります。中学生レベルの数学からスタートです。忘れた?大丈夫。明松先生はそこから解説してくれます。
「さあみなさん書いてください、『予想』とは……」
ワークシートに記入。久しぶりの「勉強してる」感にあふれます。
「素数を数えて落ち着くときは、1ではじめるのは間違いですよ」「数学用語は、英語のほうが伝わりやすいね」
参加者からの質問もつっこみも、いつものように自由に交わされます。
「素因数分解しますよ」
すごい光景です。講師も参加者も酔っ払いつつ、計算に夢中。なんて、ノラヤサイエンスバー以外ではありえないです。
さあ核心にせまりますよー。
一個一個のことばの意味にじっくり迫って、実際に計算して実感。その過程を経ると、最初わけのわからない数式だったABC予想も「そういう意味だったのか」と、納得です。
そしてABC予想が成り立つことを証明した望月教授のすごさにもちょっと触れ、他の有名な難問フェルマーの最終定理のエピソードも紹介。
最後に、明松さんからスペシャルプレゼントが!望月教授の宇宙際タイヒミュラー理論の論文(超大作)と望月教授のお弟子さんによる宇宙際タイヒミュラー理論入門。の入った、USBメモリ!そして明松さんの著書、「線形空間論入門」!じゃんけん大会して、論文はノラヤ管理人が、明松先生の本は渡嘉敷さんがゲットしました。
ちなみにちょっと覗いてみましたが日本語の文章ですら、一行もわかりません。謎です。(みたい方はノラヤに来た時に言って下さい!)
最後、恒例の記念撮影。「ABCー」というよくわからない掛け声で撮影しちゃいました。
アフタートークも盛り上がりました。
今回も、楽しく学んで飲んで食べて、濃厚な時間でした。
明松さん、参加者のみなさん、ありがとうございました!
講師の明松さんが、ブログでこの日の模様を伝えてくださっています。あわせてご覧ください!
はじめてのIT勉強会#10 / ノラヤサイエンスバー#16で講演をさせていただきました! | 合同会社 Haikara City | 仙台市青葉区 高専教育/教材出版