12/20(土)、イベント「野の獣を喰らう ―狩猟という生活について―」を開催しました。
宮城県や福島県で海のものや山のものの放射能測定を行っている津田和俊(べこらぼ仙台)さん、狩猟免許を持つ木暮悠太(東北大・農)さんと、狩猟をテーマに語り合いつつ、お二人が提供してくださった山の恵みの獣肉の味に舌鼓を打つというイベントです。

参加者は11名。なんと、イベント参加者募集同時とともに申し込みが殺到し、すぐ定員に達してしまいました。ノラヤが狭くて定員が少なくて申し訳なかったです。
ひしめきあいながらもノラヤの大テーブルを囲んで、乾杯、そして料理の準備がスタートしました。
はじめに猪鍋。はじめて食べた方も多かったのではないでしょうか。普通の鍋より肉が多くぽかぽか温まるおいしい鍋でした。その後は焼き肉。イノシシ肉・シカ肉、イノシシ・シカの心臓を次々と焼いてそして次々といただきました。脂身が少なく、想像していたより臭みも少なく、濃厚な味が堪能できました。合間には、津田さん・木暮さんから肉についての解説があり、木暮さんからは狩猟免許の取り方、必要な知識、今の東北の狩猟の現状、など詳しくおしえていただきました。

料理を食べつつお酒を飲みつつ、話題は様々に広がっていきました。年代も職業も、多種多様な人が集まるのがノラヤの他のコワーキングスペースに負けない特色です。みんなで考え、語り合い、あっというまに時間は過ぎました。
木暮さんから「次回は自分が仕留めた肉を是非提供したいです!」と、頼もしい宣言がありましたので、第2回もきっとあると思います。
参加者の皆さん、ありがとうございました。そして話題と肉の提供をしていただいた津田さん、木暮さん、本当にありがとうございました。