11/25(土)に、ノラヤサイエンスバー vol.15 「街で楽しむ天文学」を開催いたしました!参加者は8人でした。手違いで定員を一人オーバーしちゃいましたがなんとかなりました。

集まった方々は、普段から空を見上げて星を見るのが好きな方から、天文に関する活動をしている方、自分でも双眼鏡、望遠鏡を揃えていて星空を見ている方まで、さまざま。

講師は、ノラヤ常連の「ひこさん(門傳一彦さん)」。星に興味を持ち、山形に通って講座を受け、星空案内人(準案内人)になったとのこと。映像をお仕事にしているのでカメラで天体を撮影するコツも教えてくれますよ。

今回は早めの18時開始でしたが、もうすっかり暗くなってました。ひこさんは、外で望遠鏡をセッティング。通行人が「ここは何屋…?」と不思議そうな顔で見ていきます。

自動で月を追尾しています。

みんな集まりました。サイエンスバーは乾杯からはじまります。かんぱーい!!

差し入れのおつまみ、お酒、たくさんいただきました。ありがとうございます!
また、ノラヤ提供のお料理は今回も近所の「yuji弁当」さんにお願いしました。

前回の4周年記念宴会で残った門傳酒造の日本酒「坤輿」を出したんですが、ここでもラベルが「お、これは……!」と、話題に。

というわけで、まずは飲みつつ、全員の自己紹介タイムです。簡単な自己紹介プラス、「今日はどんなことを知りたいか」を話していただきました。

では、講師の気分が乗ったところで、スライドとともにお話がスタート。

講師のひこさん、身振り手振りをまじえ、動いてダイナミックに解説してくれます!

こちら、スクリーンは見えないけど、スマホに繋いで、星空観察に便利なアプリを紹介しているところ。かざせば、そこにある星座と星がわかる。便利ですね!

では実際に望遠鏡と双眼鏡で空を見てみましょう。ちょっと雲がよぎりますが、あいまに綺麗に月が見えました。

(写真が暗いですが)これ、ひこさんならではの装置です。双眼鏡に3Dプリンタで作ったアタッチメントをつけて、スマホをセットすればこんな風に天文写真が!

参加者の中には、100均で買ったスマホレンズを活用して望遠鏡にセットできる装置を作った方が。それをお借りして望遠鏡で月を撮ったのがこちら。
インスタ映えの月です!

なんだか天文写真ってプロ用のすごいカメラでないと撮れないと思っていたんですが、工夫すると撮れるんですねぇ。

さて寒くなったので中に戻ってお話の続きを。
こちら、組み立て式の望遠鏡。

アンドロメダってけっこう、でかい。

ひこさんが、いろいろな「街」で撮った写真を解説しました。
これはオリオン大星雲。けっこう街の明かりのある、ひこさんの自宅のベランダからでも、こんなに綺麗に撮れるんです!

すばるは町中でもけっこう見えます。オリオン座を基準に、見つけ方を教えていただきました。のちほどノラヤの外でも観察しました。双眼鏡を使うと、ちいさな星が散らばってるのがちゃんと見えて、けっこう感動ですよー!

山とか海とか、特別な場所に行かなくても、ここまで見えるし撮れるというのに驚きましたね。これから空を見上げるのが楽しみになってきました!

天文好きな方が集まっているので詳しい話がぽんぽん飛び出します。興味深い話題がいっぱい!

さらに外で観察をしたりして、アフタートークも大変盛り上がりました。

参加者のみなさんが「楽しかったです!」と帰って行かれたのでとても嬉しかった管理人でした。

みなさんご参加いただきましてありがとうございました。そして、講師のひこさん、ありがとうございました!